世間ではニート、引きこもり、フリーターが一括りにされてニートと呼ばれているのが気になる。

ニートは勉強もしなければ仕事もしない人である。それに比べて引きこもりは家でできる仕事をしている可能性がある。

フリーターに限っては正社員以外で働いている人たちを指すとのこと、てことは契約社員・派遣社員が多い日本の若者のかなりの数がフリーターになる。

フリーランスはフリーアルバイターというらしいのでなかなかひどい扱いだ。

なのだけど、テレビやTwitterを見ているとどう見ても働いている人たちがニートと名乗ったり呼んだりする。

世間ではニートを下に見ている。ひどいところでは悪という扱いだ。何のTwitterを見ているとどうにも自らニート名乗る人達が多いように思える。

なぜそんなことが行われているのかと考えると、日本の自らをへりくだるという文化の流れがあるのかもしれない。

Twitterでニートと名乗る人のツィートを見ていれば仕事をしているような内容のツィートがあるなので現実逃避をするためにニートと名乗っているのかもしれない。

はたまた、テレビで一括りにして呼びものだから正しい言葉の意味として理解されていないのか?

どちらにしても、ニートという言葉を多用するのはあまり良い傾向ではない。

人は言葉に引っ張られて生きているのだから。

ニート
就学・就労・職業訓練のいずれも行っていないことを意味する用語である。日本では、15〜34歳までの非労働力人口のうち通学・家事を行っていない者を指しており、「若年無業者」と呼称している

引きこもり
仕事や学校に行けず家に籠り、家族以外とほとんど交流がない人の状況を指す。

フリーター
日本で正社員・正職員以外の就労雇用形態(契約社員・契約職員・派遣社員(登録型派遣)・アルバイト・パートタイマーなどの非正規雇用)で生計を立てている人を指す