休みの日には美味しいものを食べて、好きなだけゆっくりと寝る。そんな、誰もが一度は夢見る「幸せな休日」を、今日こそは現実に実行してみようと思い立つ。

しかし、理想の生活への道は、想像以上に険しい……。

完璧なはずの「序盤戦」:カツ丼とおやつの誘惑

まずは腹ごしらえです。車を30分走らせて、そこそこ人気のトンカツ屋へ向かった。そこで700円のカツ丼を堪能。さらにまた30分かけて帰路につき、途中でしっかりとおやつも買い込み。

家に着いたら、YouTubeで動画を流しながら「眠くなったら寝る」という最高のセットアップが完了。ここまでは、まさに100点満点の休日。

「これでOK」という油断が招いた悲劇

いざ、畳の上にゴロリと寝転んでみると、これが思った以上に寒い。底冷えする部屋に耐えかねて暖房を入れると、今度はポカポカと心地よい暖かさが広がる。「よし、これで準備万端だ」……そう確信して、私は意識を失うように深い眠りに落ちた。

ところが、1時間が経過して目を覚ますと、そこには地獄が待っていた。

喉を刺す痛みと、消え去った憧れ

喉が、刺すように痛い。いや、ちょっと痛すぎます。

ここ数年、気づけば口を開けて寝る癖がついてしまったようで、今回も暖房で乾燥した空気をダイレクトに喉へ吸い込み続けてしまったようです。この癖が、どうにも治らない。寝起きに毎日痛い思いをすることになる、私の天敵。

あまりの痛みに、せっかくの心地よい眠気も「山の彼方」へと消え去ってしまった。

痛みで目が冴えてしまい、もう二度寝をする気力ない。

理想の休日は、いずこへ

美味しいものを食べて、幸せの絶頂で眠りについたはずなのに、起きたら体調不良の入り口に立っている……。理想と現実は、どうしてこうも綺麗にすれ違ってしまうのか。

憧れの生活を手に入れるためには、まず「口呼吸の癖」という強敵を倒さなければならない。加湿器を準備すべきだったのか、あるいはマスクをして寝るべきだったのか。喉のヒリつきを感じながら、遠くなった幸せな休日を想う午後だった。