『しょうすう』と書いて「少数」と「小数」と読む。

両方とも同じ言葉なので間違って使用されていることがある。

「少数」と「小数」ともに少ないことを指しているが、正しい使い方は意外とわからない人が多い。

子供のころから何となく使っていると思うのだが、本や小学校で使い分けを学んだのかもしれないが分からない人のほう多い。

ではどう使い分けるのか?

「少数」Google検索【約 155,000,000 件】

数がわずかしかないときに使用しようする。

例として
少数民族、少数政党、少数意見、少数精鋭

 

「小数」Google検索【約 16,000,000 件】

小さな数のこと、絶対値が1よりも小さい実数を少数という。

例として
11.55だと『.55』が小数部、11は整数部と呼ばれる。
小数点、循環小数といった言葉で使用される。

Google検索を掛けると圧倒的に少数が多いのは数字で使用する「小数」と言葉と数が少ないときに使用される「少数」では圧倒的に違う。

 

小数のほうが少数しか使用されないようである。