テレビを見ていると、「やっぱり適当な話をしているな」と感じることが多々あります。メディアの情報をそのまま信じてしまうのは、少し危険なのではないでしょうか。
今回は、録画していたテレビ番組を見ていて感じた「コメンテーターの発言への違和感」と、国の借金や政府の発表に対する疑問について書いてみようと思います。
刑期を終えた人に「罪を償っていない」と言う弁護士
録画していた『そこまで言って委員会NP』の第197回を見ていると、蝶ネクタイをした弁護士が、堀江貴文(ホリエモン)氏の話をしていました。そこで彼は、「彼は罪を償っていない」という旨の発言をしていたのです。
堀江さんはライブドアショックで刑務所に入り、しっかりと刑期を勤め上げました。刑務所を出てきてから今の活動があるのに、弁護士という立場の人間が、刑期を勤めた人に対して「罪を償っていない」というような話をするのはいかがなものでしょうか。
もちろん、心情的に株で損した人がいることも分かります。ただ、そもそも素人がやる株は博打とあまり変わらない側面がありますし、弁護士の人が「世の中に良くない影響を与えた」と言いたい気持ちも、わからないでもありません。
しかし、誰よりも法律を重視しなければならないはずの弁護士が、法律を守って刑期を勤め上げた人に対して「罪を償っていない」とテレビで発言するのは、どう考えてもおかしい気がしてなりません。
日本の法律にかかわる人って、時々頭がおかしいんじゃないかと思ってしまいます。
「日本の借金は資産と相殺されるから健全」は本当か?
そういえば、別の場面でも「日本は健全経営で借金がない」と言っている人がいました。
資産と負債がトントン(バランスシート上で釣り合っている)だから日本に借金はない、という主張です。しかし、今が資産と負債が同じだとしても、このままいけば来年には負債が資産を超えるということではないでしょうか?
なにより、日本の資産の多くは「土地」などです。今の日本で、どうやってその大量の土地をすぐにお金に換えるというのでしょうか。
現実問題として、負債はどんどん増えていくのに、資産が同じように増えていくわけではありません。彼らは「バランスシート上では日本の資産は健全」と言いますが、もしこれが民間企業だったら、やっぱりダメな経営状態な気がします。
政府の出した情報をそのまま信じる危うさ
2019年に大きな問題になった「毎月勤労統計調査」をはじめ、最近では国の重要な統計で普通に不正が行われていたりします。
そういったずさんな管理のせいで、政府資産などの額が急激に増えていた(ように見えていた)事実もあるわけです。
それなのに、テレビの言うことや政府の出した情報をそのまま鵜呑みにして信じることができる人は、さすがに幸せな脳みそ過ぎるのではないかと思ってしまいます。
テレビも政府も、情報を発信する側の都合があります。流れてくる情報をただ受け取るだけでなく、自分の頭で考えて判断することが大切なのだと、改めて感じた出来事でした。
(執筆日:2019年3月30日)






