【感想】
鼻を抜ける清涼感を感じる香りから感じる辛口の風味は鼻の奥からスッキリとした風が抜ける鼻の奥の熱を抜けていく。
思った以上に普通の水と同じ口当たりには日本酒の甘さからくる粘りはなく軽さを感じる。

口に入れると舌の先にあたる酸味が主張し、飲み込み喉の奥に流し込むと徐々に酸味と甘みが交互に主張を始める。ちびちびと飲んでいると段々と口の中に広がる甘みとは別に少しの苦味を感じるようになるとともに喉の奥から静かな熱を感じるようになる。

苦味はすぐに無くなるが熱を感じるのと同時に鼻の通りが少しだけ良くなる。

見事に3つの甘味、酸味、苦味が口の中で味の広がりを出すおかげでこれだけで呑むことが出来るのがこのお酒の素晴らしさを理解させられる。

つまみのなく飽きることなく飲み続けることが酒呑童子のレベルの高さを感じさせられる。

一口だけではわからない飲みつつけることでわかる美味しさ。

【名前】山廃本酒造 大辛口 酒呑童子

【飲んだ時の幸福度】80点

【アルコール度数】15度

【原材料】
米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール

【精米歩合】酵母・麹60%

【会社】ハクレイ酒造株式会社

【地域】京都府宮津市由良949番地

【口当たり】
甘さ
⇒ 日本酒の中では甘さが強め

辛さ
⇒ 喉を通った瞬間から口のなかに熱が広がるが基本敵には強くない。

口当たり
⇒ 水よりは粘り気を感じる。

飲みやすさ
⇒ ちびちびと楽しむのに向いた粘質がある。

のど越し
⇒ 喉で一瞬止まるような感じ

鼻に抜ける感覚
⇒ 糀か米かわからないけれども、アルコールの香りで、悪くはない。

二日酔い
⇒ 飲んでいる最中にもアルコールに強くない人間には頭を締め付けるような感じになる。