ふとテレビを眺めていたら、スマートフォンネットワークのCMが流れてきました。その中の「10年前と現在の写真を比べる」というシーンを見て、激しい衝撃を受けました。

スマートフォンが世の中に広がり、世界をこれほどまでに変えてから、もう10年もの歳月が経っていたのですね。

「魔法」が「当たり前」になった10年間

10年前、私たちはまだあんなに少し不便で、けれど新しい技術にワクワクしていたのでしょうか。今では、世界中のどんな辺境の地であってもスマホ一つで繋がることができるようになっています。

それ以上に驚かされるのは、今10歳くらいの子供たちの多くが、生まれた時からスマホが存在している「スマホネイティブ世代」であるということです。
彼らにとって、画面をスワイプして情報を得ることは、私たちが鉛筆を持つのと同じくらい当たり前のことなのです。

流れる時間の速さと、少しの寂しさ

CMで映し出される「10年前の写真」と「今の写真」の対比を見つめていると、10年という歳月の重み、そして時間の流れの圧倒的な速さに目眩がしそうになります。

便利になった世界を喜ぶ一方で、その10年という月日が自分自身の体に刻まれていることを意識せずにはいられませんでした。
自分の重ねてきた「齢(よわい)」をふと突きつけられたようで、時代の進化への驚きと共に、どこか少しだけ悲しく、切ない気持ちになった今日この頃です。

時間は止まってはくれませんが、この目まぐるしい変化の波の中で、自分なりにどう年を重ねていくべきか。そんなことを考えさせられた、短いCMの一コマでした。