2月も中旬に入り、花粉症の人にとっては憂鬱な季節がやってきました。皆さんは、山から大量の花粉が飛び立つ瞬間を実際に目で見たことはありますか?

今回は、私が車を運転している最中に偶然目撃してしまった、山を覆う「黄色い靄(もや)」の正体と、その恐ろしい光景についての日記です。

カーブの先に現れた「黄色い靄(もや)」

アスファルトと、道脇に生える緑の光の反射がまぶしい中を車で走っていた時のことです。
カーブを曲がると、目の端に「黄色い靄」のようなものがちらりと映りました。

小高い山の中腹あたりだったので、最初は焚き火の煙かとも思いました。しかし、杉林の上あたりから全く動く気配がありません。

車の速度を緩めつつ、ちらちらとその靄のあたりに目を向けると、靄がいくつかぽっかりと浮いていること、そしてまるで「蜂の塊」のように黄色く見えることに気がつきました。

蜂の群れ?煙?恐ろしい正体は「杉花粉」

周りの山に目を向けてみても、そんな不自然な光景はありません。不思議に思いつつ考えていると、ふと、その恐ろしい正体に気づいてしまいました。

黄色い靄の下に生えているのは杉の木。つまり、朝に杉から放たれた大量の花粉が、風がないために揺蕩(たゆた)って塊のように見えていたのです。

もう一度目を向けると、なぜかその山だけが黄砂で覆われているかのように、全体が少しだけ黄色がかって見えました。頭の中で一瞬「蜂の集団」として危険を認識したのも、花粉に対する本能的な恐怖だったのかもしれません。

テレビの光景は現実だった。花粉症との戦いが始まる

よくテレビのニュースなどで、杉の木からバサッと黄色い花粉が飛散する衝撃的な映像を見ることがありますが、「あれは本当に現実に起きていることなんだ」と、身をもって学びを得ました。

同時に、これからの数ヶ月間、この大量の花粉と戦わなければならないのかと思うと、花粉症との過酷な戦いはまだ始まったばかりなのだと痛感させられます。

本当に、花粉症にとってはツラい季節の幕開けです……。